講師は、渡来文化が根づき、在日コリアンが多く暮らす関西で長く記者生活を送りました。その後、2011年から3年間のソウル支局での勤務を経験し、まるで東京の首相官邸と韓国の青瓦台の仲が日韓関係であるかのような報道の在り方に限界を感じ、足元から隣国関係を見つめ直そうと模索しています。今回の講座では、関西の話題を中心に、身近な場にいきる朝鮮半島との「縁」を紹介し、隣国との関係を考えます。
講演:「隣国との〈縁〉を取材して~身近な場からみる~」
講演者:中野晃
日時:2022年6月24日(金) 18:00~19:30
会場:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 演習室101
参加費:無料(ZOOM配信も実施します。詳しくは当HP「新着情報」をご確認ください)
講演者プロフィール:
1971年、奈良県生まれ。1994年、朝日新聞社入社。これまで秋田、大津、大阪、東京、ソウル、大阪、高松、大阪で勤務し、2021年9月から宝塚を拠点に取材している。著書に『植民地朝鮮に生きて~百歳の元教師からの伝言~』(工房草土社)、共著に『歴史は生きている 東アジアの近現代がわかる10のテーマ』(朝日新聞出版)などがある。
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