2022年度「日韓連帯市民講座」の第7回目として、立教大学兼任講師の金智英氏をお招きして講演会を実施します。茨木のり子は、夫の死後の1976年からハングルの学習をはじめ、1990年に『韓国現代詩選』を翻訳出版するなど韓国との関わり合いに情熱を注ぎました。はたして、茨木の韓国に対する情熱はどこから来たのか。そして、彼女の詩は韓国でどのように読まれているのか。今回の講座では、茨木が残したメッセージから、現代の私たちが汲み取るべきことについて考えます。
【講演】「脱境界の詩人・茨木のり子」
【講演者】金智英さん (キム・ジヨン/立教大学兼任講師)
日時:2022年8月5日(金)18:00~19:30
会場:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 407演習室
参加費:無料(ZOOM配信も実施します。詳しくは、こちらhttps://ceams.imc.hokudai.ac.jp/news/202204/002803.htmlをご確認ください)
講師プロフィール:
1984年、韓国ソウル生まれ。2014年、大東文化大学文学部日本文学科卒業。2019年、立教大学大学院文学研究科比較文明学専攻博士後期課程修了。現在、立教大学兼任講師。著書に『隣の国のことばですもの―茨木のり子と韓国』(筑摩書房、2020年)がある。
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