開催日時:2010年8月28日(土) 9時30分~(報告)『北朝鮮報道と日韓メディア』日韓シンポジウムを開催しました。

開催日時:2010年8月28日(土) 9時30分~

場所:北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟103教室

8月28日、日本マス・コミュニケーション学会と韓国言論学会との共催で日韓シンポジウム『北朝鮮報道と日韓メディア』を北海道大学人文・社会科学総合教育研究棟103教室で開催いたしました。

北朝鮮をめぐるメディアの報道について、日韓の研究者が集中的な分析を試みる国際シンポジウムでした。日韓の報道の違いやその背景、あるいはともに政権交代を経験する中で見られた変化など、多角的に議論されました。討論では、報告者が一堂に会し、活発な議論がなされました。

基調講演

「第二次世界大戦後の日本における北朝鮮をめぐる言説空間の形成」 (鶴木眞・松山大学教授・東京大学名誉教授)

「韓国言論の北朝鮮報道態度」(朴永祥・漢陽大学名誉教授)

新聞メディアの北朝鮮報道

「韓国の対北朝鮮政策に対する日本新聞の報道」(金錫遠・社会調査会社勤務)

「韓国新聞に現れた北朝鮮報道」(金京熙・翰林大学/盧基永・翰林大学)

「天安艦事態に現れた韓国の言論報道」(文聖喆・漢陽大学)

映像メディアからみた北朝鮮

「ニュース映像による北朝鮮の可視化と視聴者の記憶」(李光鎬・慶応義塾大学)

「韓国テレビニュースに現れた北朝鮮報道」(金京煥・尚志大学)

「自衛隊協力映画に見る北朝鮮象」(須藤遙子・玉川大学)

<討論>

総合司会: 玄武岩(北海道大学)

パネリスト: 金錫遠、金京熙、文聖喆、李光鎬、金京煥、須藤遙子

コメンテーター: 森類臣(立命館大学コリア研究センター)、權晩羽(慶星大学)