東アジア勉強会開催のお知らせ
札幌にライラックのかおる爽やかな季節が訪れました。みなさまおかわりなくお過ごしのことと存じます。
東アジア勉強会を下記の日程で開催いたします。今回は、高井潔司先生の後任として4月に着任をされた藤野彰先生(元読売新聞東京本社編集委員)に現在の中国情勢についてご講演をいただきます。
今年に入ってから、重慶市副市長・王立軍の米国総領事館への駆け込み、重慶市トップの薄熙来の解任、その後明らかになったイギリス人ビジネスマンの死と、耳目を驚かすニュースがつぎつぎと伝えられました。今秋に予定されている第18回中国共産党大会に向けて、権力がぶつかり合う政治の季節が再びはじまったのでしょうか。
今年は日中国交正常化40周年の節目を迎え、田中総理と周恩来総理が調印を行った9月29日に向けて記念行事が数多く予定されております。しかしながら、尖閣諸島を含めた東シナ海情勢、中国の軍事力の増強など、友好を手放しでことほぐ空気にはなりにくい要素が多数見受けられます。
藤野先生より、現下の中国情勢をどのように読みとればよいのか、党大会を見据えながらお話いただきます。
ぜひご参加ください。
記
題名:権力移行期の中国情勢――第18回党大会を展望する
講師:藤野彰 北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 教授
日時:6月27日(水)18時15分~19時45分
場所:北海道大学遠友学舎談話ラウンジ
北18条西7丁目 環状通エルムトンネル東側出口そば
問合せ先:北海道大学メディア・コミュニケーション研究院 渡邉浩平
011-706-5283 koheiw@imc.hokudai.ac.jp
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