【感染拡大を受け、対面を予定していた本講演会はzoomによるオンライン開催となりました。直前の変更となったことをお詫びいたします。会場訪問を予定されていた皆さまは、オンラインでの参加をご検討いただければ幸いです。zoom情報は下記連絡先にお問い合わせください。すでにオンライン参加のお申し込みをいただいている皆さまは、お知らせしたURLでご参加ください】(5/18)
「日韓連帯フォーラム」第11回は、朝日新聞編集委員の北野隆一さんをお迎えして講演会を行います。
北野さんは日本と朝鮮半島の関係にかかわる諸問題を長く取材してこられました。
悪化する日韓関係をどのようにとらえ、解決に向けて何が必要なのかを一緒に考えます。
学生の皆さんの参加を歓迎します。
講演「拉致と慰安婦とヘイトスピーチ―日本と朝鮮半島の葛藤を取材して―」
講師:北野隆一さん(きたの・りゅういち、朝日新聞編集委員)
日時:2021年5月21日(金) 16:30-18:00
【オンライン(zoom)による開催】
●講師プロフィール
北朝鮮拉致問題やハンセン病、水俣病、皇室などを取材。新潟、宮崎・延岡、北九州、熊本に赴任し、東京社会部デスクを経験。単著に『朝日新聞の慰安婦報道と裁判』(朝日新聞出版、2020年)。共著に『私たちは学術会議の任命拒否問題に抗議する』(論創社、2021年)、『祈りの旅 天皇皇后、被災地への想い』(朝日新聞出版、2018年)、『フェイクと憎悪 歪むメディアと民主主義』(大月書店、2018年)『現代世界の陛下たち デモクラシーと王室・皇室』(ミネルヴァ書房、2018年)、『徹底検証 日本の右傾化』(筑摩書房、2017年)など。
●講演内容
慰安婦問題、北朝鮮拉致問題、ヘイトスピーチ。日本社会と韓国、北朝鮮、在日コリアンとの関係を語るとき、戦争や植民地支配の歴史に端を発し現代まで積み残された問題が、常に感情的な対立や差別的言辞の火だねとしてつきまとってきました。私は1990年代以来、朝日新聞も当事者として非難や攻撃のやり玉にあげられることが多いこれらの問題を、長年取材してきました。こじれにこじれたこれらの課題を、どう解きほぐせばいいのか。昨年出版した『朝日新聞の慰安婦報道と裁判(朝日新聞出版)などを手がかりに考えていきたいと思います。
●参加方法
参加ご希望の方はメールでお問い合わせください。zoomのURLをお知らせします。
連絡先:
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
東アジアメディア研究センター
下郷沙季・芳賀 恵
電話:011-706-5143
mail:eastasian2@imc.hokudai.ac.jp
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