2022年度「日韓連帯市民講座」の第５回目として、市民活動家の都築寿美枝氏をお招きして講演会を実施します。講師の祖父母は植民地下の朝鮮で出会いました。祖父は日本人、祖母は朝鮮人。双方の家族の猛反対を押し切り結婚した二人。日本の敗戦に伴い本国日本に強制送還された祖父を追って、祖母と母は日本へと渡りました。戦後日本社会の混乱と民族差別の荒波を乗り越え生きた祖母と母。このような家族の経験は、その後の都築氏の教育活動と市民活動の原動力になりました。本講演では、都築氏の祖母をはじめとするご自身の家族の生きざまを紹介します。
【講演】「朝鮮人／日本人 祖母たちの旅程」
【講演者】都築寿美枝さん（市民活動家）
日時：2022年7月8日（金）18：00～19：30
会場：北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 演習室101
参加費：無料（ZOOM配信も実施します。詳しくは、こちらhttps://ceams.imc.hokudai.ac.jp/news/202204/002803.htmlをご確認ください）
講演者プロフィール：
1952年、岡山県岡山市生まれ。母方の祖母は朝鮮人。長年、広島県の公立中学校で教鞭をとってきた。現在は、市民活動として日本軍性奴隷制問題やハンセン病問題に取り組んでいる。
イベント情報