開催日時:2022年11月4日(金) 13時00分~2022東アジア平和国際学術会議ー戦争暴力による補賠償及びトラウマの治癒

開催日時:2022年11月4日(金) 13時00分~

2022東アジア平和国際学術会議
戦争暴力による補賠償及びトラウマの治癒

【開催日時】2022年11月4日(金) 13:00〜18:00
場所:二二八国家紀念館
オンライン:Cisco Webex
※参加を希望する方は事前登録が必要です。参加ご希望の方はyumuto@imc.hokudai.ac.jpにご連絡をお願いいたします。

■開催趣旨
韓国・日本・台湾などの国において戦争や国家暴力を経験したのちに、当該国家の政府や市民団体がどのような物質的補償や賠償、あるいは精神的な慰労の手段をとってきたのかを通して、過去の傷を癒すことのできる方策について検討します。各国の事例を共有し、さらに自国の成果と取り組みについて点検することで、未来に向けて改善策を模索するとともに、人権侵害の事件の再発を防ぐことで、自由と民主的人権の価値が退行することに抗います。

■プログラム
13:00-13:30 共同主催者 開幕あいさつ
薛化元 (財団法人二二八事件紀念基金会)
崔貞基 (全南大学)
玄武岩 (北海道大学)
勝村誠 (立命館大学)
13:30-15:40 1部 共同体と補賠償
司会:姜求燮 (全南大学)
発表1 補償なく住み続けたウトロ地区住民の居住権闘争 勝村誠 (立命館大学)
コメント:李榮真(江原大)
発表2 二二八事件の処理および補償条例が策定されるまでの歴史と経緯(1986-1996) 余佩真 (財団法人二二八事件紀念基金会
コメント:宋漢鏞 (全南大学)
発表3 5.18被害補償とトラウマ 金享柱 (全南大学)
コメント:許仁碩 (北海道大学)
15:40-15:50 休憩
15:50-18:00 2部 補賠償モデルの意義と拡張性
司会: 李明峻 (台湾東北アジア学会)
発表1 台湾における移行期正義の始まり-二二八基金会の誕生 陳家豪(財団法人二二八事件紀念基金会)
コメント:徐勝(又石大学)
発表2 韓国の過去清算の過程における補償・賠償の意義と限界 李榮宰 (漢陽
大学)
討論:金恩美(台湾師範大学)
発表3 親密圏と公共圏からみる戦後補償の運動と言説-戦争被害受忍論を超えて
玄武岩 (北海道大学)
コメント:林佳和 (政治大学)

■主催
財団法人二二八事件紀念基金会
全南大学5.18研究所
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院東アジアメディア研究センター
立命館大学韓国学研究所