開催日時:2023年12月3日(日) 14時00分~台湾メディアが語るミャンマージャーナリズムの現在地

開催日時:2023年12月3日(日) 14時00分~

場所:北海道大学学術交流会館第一会議室

2021年のミャンマーのクーデター以来、すでに2年を超えています。国内で報道の自由がほとんど失われた情勢の中で、海外メディアの重要性は増えています。台湾メディアで東南アジアの社会と人権問題を担当する周さんは、クーデター初期からミャンマーの抵抗運動とメディアの動向を追跡し続けてきました。今度の講演は、ミャンマーのジャーナリストたちは苛烈な弾圧に苦しみながら、それでも報道を続けている姿を伝えます。彼らの経験から、ミャンマーの情勢を知るだけではなく、人間が暴力と恐怖に直面しても諦めない勇気を知ることもできます。また、台湾のミャンマーコミュニティはいかに母国の民主化運動を支援していることも紹介する予定です。

講師:周慧儀(Chiew Huiyee)
マレーシア出身、台湾の国際新聞専門ネットメディア「UDN Global」編集者。Initium Media(シンガポール)、Malaysiakini(マレーシア)、The News Lens(台湾)などメディアにも寄稿している。東南アジアの政治、社会と人権問題を中心に執筆している。2021年アジア出版者協会賞人権部門ノミネート(An Investigation of the mass death of Batek tribe in Malaysia)、2023年アジア出版者協会賞解説報道部門優秀賞(2022 Philippines Election)など受賞。2023年にUDN Globalで「残留の恐怖と代価:ミャンマークーデターから二年間、ヤンゴンにいる記者に聞く」、「立ち直せるのか:ミャンマークーデターから二年間、軍から性暴力を受けた記者に聞く」など記事を執筆した。個人公式ホームページ:https://www.huiyeechiew.com/。

使用言語:中国語(日本語通訳付き) ※参加無料・予約不要

主催:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院附属東アジアメディア研究センター

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