東アジアメディア交流プロジェクト「地域開発とメディア」(北京、広州)
東アジアメディア研究センターでは、北京と広州において「東アジアメディア文化交流プロジェクト」を開催いたします。東アジアメディア文化交流プロジェクトは、良質なメディア作品を通じた議論の場の提供を目的としています。中国での実施は昨年に続いて二度目です。
本年は、1981年の夕張炭鉱のガス突出事故を扱った「地底の葬列」(北海道放送1983年)を上映し、その制作者である後藤篤志氏より、北海道における炭鉱問題ついて講演があります。あわせて、閉山後の夕張とその後の観光開発、財政破綻について報告を行い、経済成長期における地域の開発とメディアの役割について議論を行います。
開催日時、場所
2014年3月14日(金)北京国際交流基金ホール 建国門外大街6号SKビル301室
2014年3月17日(月)中山大学傳媒学院
プログラム(13時開場)
開会挨拶 13時30分~13時40分
ドキュメンタリー「地底の葬列」上映(中国語字幕あり) 13時40分~15時00分
講演「炭鉱事故とメディアの役割」講師:後藤篤志(逐次通訳) 15時10分~16時40分
報告「閉山後の夕張」16時40分~17時00分
討論 17時00分~17時30分
後藤篤志氏略歴
1948年北海道紋別市生まれ。元北海道放送記者。北方海域のレポ船の暗躍をスクープしたドキュメント「黒い海図」で放送文化基金賞を受賞。「地底の葬列」で芸術祭大賞を受賞した。著書に「亡命者」(筑摩書房、2013年)などがある。
問い合わせ先
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 渡邉浩平 電話:011-706-5283 Email:koheiw@imc.hokudai.ac.jp
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