開催日時:2011年12月3日(土) 13時20分~(告知)12月3日(土)「炭鉱、日本と中国をつなぐもの」開催

開催日時:2011年12月3日(土) 13時20分~

場所:北海道大学情報教育館 3階多目的ホール

かつて北海道には多くの炭鉱がありました。炭鉱は北海道経済を支える一大産業でした。1960年代にすすめられた政府のエネルギー政策の転換により、九州の筑豊に続いて、北海道の空知に点在していた炭鉱も相次いで閉山となりました。
夕張では30年前の1981年、北炭夕張新鉱でガス突出による坑道火災事故が発生、93人が死亡しました。それを機に、夕張新鉱は閉山への道を歩みました。その後夕張は、観光産業を振興するものの、巨大な赤字を抱え、自治体財政が破綻するという事態となったことはご存じの通りです。
 隣国中国では、エネルギーにおける石炭への依存率が極めて高く、多くの炭鉱が存在しています。安全管理も十分ではなく、事故はいまだ多く発生しています。
 東アジア勉強会、北海道大学東アジアメディア研究センターでは以下の通り炭鉱について考える集いを開催いたします。1981年の夕張新鉱事故を描いたドキュメンタリー「地底の葬列(北海道放送1983年)」と山西省の炭鉱を舞台にした映画「盲井(李楊監督2003年)」を鑑賞し、「地底の葬列」の制作者であるHMC(HBCメディアクリエート)プロデューサー後藤篤志氏のお話をお聞きいたします。長時間の会となりますが、充実した作品がならびますので、ぜひご参加いただきたくお願い申し上げます。
(無料、事前申し込みの必要はありません)
 
日時:2011年12月3日(土曜日)13:20~17:40 (12:50より受付開始)
    
場所:北海道大学情報教育館3階多目的ホール(北17条西8丁目)
 
13:20~13:30 開会挨拶
13:30~14:50 「地底の葬列」(80分)1983年 北海道放送作品 
14:50~15:00 休憩
15:00~16:32 「盲井(Blind shaft)」(92分)2003年 中国作品 
16:35~16:45 休憩
16:45~17:40 後藤篤志氏(「地底の葬列」制作者)講演、質疑応答
17:45~17:45 閉会挨拶
 
問合せ先:北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院 渡邉浩平
      電話:011-706-5283  Email:koheiw@imc.hokudai.ac.jp