開催日時:2012年8月29日(水) 13時13分~「報道からみる日中関係40周年」シンポジウム開催のお知らせ

開催日時:2012年8月29日(水) 13時13分~

場所:経団連会館 2F 国際会議場 (東京都千代田区大手町1-3-2  TEL:03-6741-0222)

「報道からみる日中関係40周年」
シンポジウム開催のご案内
 
拝啓 ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
 さて、中国は1972年の日中国交回復後、周恩来、毛沢東らの中華人民共和国建国を担った初期の指導者の死、文化大革命、鄧小平による改革開放政策、市場化の推進、世界貿易機構(WTO)への加盟、北京五輪、そして上海万博を経て米国に次ぐ経済大国となりました。
この間、日中の経済関係は深まり、日本における対中投資、貿易も飛躍的に増加し、近年は中国から日本への投資や観光客の来日が日本の地方を活気づけるという現象も見られます。
しかしながら、日本における対中好感度、あるいは中国における対日好感度は必ずしも芳しいものではなく、また、外交に目を転ずると、尖閣諸島(中国名:釣魚島)や東シナ海をめぐる情勢などが大きな不安定要因となっているのが現実であります。
そこで、北海道大学東アジアメディア研究センターでは一般財団法人経済広報センターとの共催で、日中国交正常化40周年事業の一環として、「報道から見る日中関係40年」を開催し、日中関係の過去と現在を、「報道」「メディア」という視点から振り返り、日中関係の未来を考えるシンポジウムを開催することといたしました。
 つきましては、ご多用のところ誠に恐縮に存じますが、お差し繰りご参加くださいますようご案内申し上げます。                    
敬具 
 
1.日 時: 2012年8月29日(水) 13:30~16:45
 
2. 場 所: 経団連会館 2階 国際会議場
東京都千代田区大手町1-3-2  TEL:03-6741-0222
 
3. テーマ: 「報道からみる日中関係40周年」
 
4. プログラム:
基調講演:「“わだかまり”の正体-1972年『日中共同声明』再考-」
田畑 光永 元神奈川大学教授、元東京放送(TBS)
  パネルディスカッション:「日中関係の過去、現在、未来」
         菅野 真一郎 株式会社みずほコーポレート銀行顧問
         田畑 光永  元神奈川大学教授、元東京放送(TBS)
         藤野 彰   北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授、元読売新聞東京本社編集委員
         李 玉川   北京日報東京支局長
         劉 傑    早稲田大学社会科学総合学術院教授
  司 会:   渡邉 浩平  北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授
6.案内先: 経済広報センター会員企業・団体代表者、広報担当役員、

広報担当部長、海外広報担当役員、海外広報担当部長、

事業企画委員会ほか

7. 参加費: 無 料

8. 定 員: 200名 先着順 

※ 定員を超えた場合は、お断りする場合がございます。

お断りする場合のみご連絡申し上げますので、ご了承ください。

9. 申込方法: FAX(参加申込用紙添付)またはE-mailkokusai5@kkc.or.jp  にてご返信ください。なお、当日は FAX または e-mailの

参加申込書を受付にてご提示ください。

10.申込締切: 8月22日(水)

<添付資料> 講師略歴、プログラム参加申込用紙

【お問い合わせ先】

経済広報センター 国際広報部 中野、加藤

    TEL:03-6741-0031 FAX:03-6741-0032

【講師略歴】

田畑 光永(たばた みつなが)

ジャーナリスト。元神奈川大学経営学部教授。元TBS記者。

東京外国語大学 中国語科卒業後、1960年 東京放送(TBS)に記者として入社。中国政治を主たる専門領域とし、1972年田中角栄 首相の日中国交正常化の際にも同行取材を行った。『JNN報道特集』を経て、1984年 10月から1988年 9月まで『JNNニュースコープ』のアンカーを務めた。 後に同年10月からの1年間、『JNNニュースデスク'88→JNNニュースデスク'89』でコメンテーター を務めた。この他TBS北京支局長、香港支局長などを歴任。著書に『中国を知る』岩波ジュニア新書、『鄧小平の遺産』岩波新書 、『「中国のしくみ」が手短にわかる講座』ナツメ社 。

 

菅野 真一郎(かんの しんいちろう)

みずほコーポレート銀行顧問。東京国際大学客員教授。

1966年横浜国立大学経済学部卒業、同年日本興業銀行入行、1984年上海駐在事務所首席駐在員、1988年中国委員会副委員長、1989年上海支店長、1994年取締役中国委員会委員長、 1997~2000年日中投資促進機構理事・事務局長、2003年~みずほコーポレート銀行顧問。

2012年4月東京国際大学客員教授を兼務。著書に「中国ビジネス必携-大陸へ赴く侍たちへ」(金融財政事情研究会)。

藤野 彰(ふじの あきら)

北海道大学大学院 メディア・コミュニケーション研究院同東アジアメディア研究センター教授。

早稲田大学政治経済学部卒業後、読売新聞東京本社の記者として約34年間、ジャーナリズムの第一線で活動し、社会部記者、上海特派員、北京特派員、シンガポール支局長、国際部次長、中国総局長、編集委員(中国問題担当)などを歴任。2012年4月から現職。専門分野はジャーナリズム論、現代中国論。著書に「嘆きの中国報道」(亜紀書房)、「現代中国の苦悩」(日中出版)、「臨界点の中国」(集広舎)、「客家と中国革命」(東方書店)、「現代中国を知るための40章」(明石書店)など。訳書に『殺劫――チベットの文化大革命』(集広舎)ほか

李 玉川(Li Yuchuan)

北京日報 東京支局長

1970年中国内蒙古自治区通遼市生まれ。1993年北京師範大学卒業後、北京

日報社に入社。弁公室、経済部、国際部の記者を歴任。2001年4月~2005年4月、北京日報東京支局支局長。帰国後、2007年6月~2009年12月、清華大学国際コミュニケショーン研究センター研究員。2008年11月、天津科技大学客員教授に招聘。2010年5月~現在北京日報東京支局支局長、清華大学国際コミュニケショーン研究センター特任研究員。2002年、第七回中国国際新聞賞受賞。共著に「中日友好交流講座文集」(世界知識出版社)。

劉 傑(Liu Jie)

早稲田大学社会科学総合学術院教授。

1962年北京生まれ。北京外国語大学を経て、1982年来日。1993年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。同年博士号を取得。1996年早稲田大学社会科学部専任講師、1998年助教授、2003年より現職。専門は近代日本政治外交史。著書に「日中戦争下の外交」(吉川弘文館)(1996年大平正芳賞受賞)、「中国人の歴史観」(文芸春秋社)「漢奸裁判 ― 対日協力者を襲った運命」

(中央公論新社)

司 会

渡邉 浩平(わたなべ こうへい)

北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院教授、同東アジアメディア研究センター・センター長

ご参加のお申込みは以下の様式にて、経済広報センターまでお願いいたします。