開催日時:2013年6月15日(土) 14時00分~国際シンポジウム 尖閣問題と日中関係のこれから

開催日時:2013年6月15日(土) 14時00分~

場所:北海道大学情報教育館3階多目的ホール(札幌市北区北17条西8丁目)

 日中関係に軋みが生じています。昨年2012年は日本と中国が国交を回復してから40年の節目でしたが、それを寿ぐ空気にはなりませんでした。原因は「尖閣(中国名:釣魚島)」です。
日本政府による国有化決定を受けて、中国では激しい反日デモが発生、その後、経済関係は一挙に冷え込み、さらに中国の漁業監視船が尖閣沖に頻繁に現れています。
そもそも、尖閣とはいかなる問題なのでしょうか。この問題に解決の糸口を見いだすことはできるのでしょうか。
 昨年末『尖閣諸島問題』(蒼蒼社)を上梓した共同通信客員論説委員・岡田充氏、胡錦濤政権初期に「対日新思考」を訴えた人民日報評論部主任編集委員・馬立誠氏、さらに、今年の春まで北海道新聞北京支局長として、中国の変化をつぶさに見ていた北海商科大学准教授・佐藤千歳氏をお招きして、シンポジウム「尖閣問題と日中関係のこれから」を開催いたします。
流動化する東アジアのなかで、尖閣問題をどのように捉えればよいのでしょうか。中国が大国化していくなか、日中関係をこれからどのように構築すればよいのでしょうか。
ぜひご参加ください。(事前申し込みは必要ありません)
 

 
日時:2013年6月15日(土)14時~18時(開場13時半)
 

場所:北海道大学情報教育館3階多目的ホール(札幌市北区北17条西8丁目)

主催:北海道大学大学院法学研究科附属高等法政教育研究センター、同大学院メディア・コミュニケーション研究院附属東アジアメディア研究センター
 

 

講演 14時~15時30分

「北京で見た反日デモ-共振する『中国夢』と草の根ナショナリズム」北海商科大学准教授 佐藤千歳
 

 
「中国から見る『釣魚島』(仮題)」人民日報評論部主任編集委員・北大法学研究科客員教授 馬立誠
 
「領土の魔力をいかに解くか-国家と主権の相対化を」共同通信社客員論説委員 岡田充
 

討論 15時45分~18時

「尖閣問題と日中関係のこれから」
 
 

 参加者: 佐藤千歳、馬立誠、岡田充、鈴木賢(北大法政教育研究センター)、藤野彰(北大東アジアメディア研究センター)
 

 
問合せ先:東アジアメディア研究センター 渡邉浩平
 

  電話:011-706-5283  Email:koheiw@imc.hokudai.ac.jp