開催日時:2015年8月8日(土) 10時30分~第3回 多文化交流セミナー「政治言語の変遷−大隈重信から安倍晋三まで−」が開催されます。

開催日時:2015年8月8日(土) 10時30分~

場所:北海道大学国際本部留学生センター2F大講義室

主催:北海道大学国際本部留学生センター
共催:大学院メディア・コミュニケーション研究院附属東アジアメディア研究センター

第3回 多文化交流セミナー
政治言語の変遷
−大隈重信から安倍晋三まで−
講師:東 照二 氏(立命館大学教授)


政治家のことばをとりあげ、大隈重信から安倍晋三までの歴史的変遷をたどってみたい。そして、
そういったことばの変遷が今日の私たちの生活にとって、どういう意味をもたらすのかを考察するこ
ととする。その理論的支柱となるのは、「反知性主義」そして「言語的巻き込み手法」であり、この
二つの理論の兼ね合い、バランスを考えることにする。

特に、安倍政権で、戦後70年の日本が大きな変化の時期を迎えている今日、政治家の話すことば
を通事的に分析し、その背後にあるメカニズムを理解することは、私たち一人一人の「政治参加」(投
票、評価、運動)にとって、大きな意味があるといえる。日本はどこから来て、どこへ向�かって行く
のか、いわば「時空」(時間と空間、年代と場所)を超えて、政治言語を考察してみることとする。

コメンテーター:藤野 彰 氏(東アジアメディア研究センター・教授)

時間: 2015 年 8 月 8 日(土) 10:30~12:00


講演の最後に、質疑応答の時間を設けます。


参加費: 無 料


事前のお申し込みは必要ありません。当日会場へ直接お越しください。
お問い合わせ先:鄭 惠先(チョン ヘソン)jung@oia.hokudai.ac.jp

∞∞∞∞∞ 講師プロフィール ∞∞∞∞∞
東 照二(あずま しょうじ)
1956年、石川県生まれ。早稲田大学第一文学部英文科卒業。ユタ大学大学院にて言語学
修士、テキサス大学オースチン校大学院にて言語学博士号を受ける。現在、立命館大学・
ユタ大学言語文学部教授。専門は社会言語学。
著書に『歴代首相の言語学を診断する』(研究社、2006年)、『言語学者が政治家を丸裸に
する』(文藝春秋、2007年)、『人を惹きつける「ことば戦略」』(研究社、2009年)、『オ
バマの言語感覚』(NHK出版、2009年)などがある。

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