〈概要〉
新型コロナウイルスの感染拡大で、ヒト・モノ・カネの移動と拡張を続けた世界が一瞬にして止まりました。各国は国境を固く閉じることで外部の危険を遮断しようとします。
グローバルな公衆衛生の危機によって、これまでの日常を取り戻すことが困難な不確実性の時代に突入しました。東アジアでの相互依存への懐疑は、もはや経済交流と人的移動の未来が自明ではないことを突きつけています。その激震が転換する国際秩序のパラダイムはいかなるものであれ、孤立と排除ではなく連帯のコミュニケーションに導かれなければなりません。
今回の座談会はオンライン上のウェビナー(WEBINAR)形態で開催します。「距離」と「間隔」が美徳とされるポストコロナ時代に、東アジア各国がどのように未知の脅威に向かい合い、新しい世界に与しようとしているのかについて議論します。
〈日時〉
2020年4月30日(木)
午後3時~5時
〈形態〉
オンライン会議システムを利用したウェビナー。YouTubeで配信します。
〈参加方法〉
【下記URLで視聴できます】
https://youtu.be/3qtcPoZmfiQ
〈当日のプログラム〉
●報告者&報告地域&題目
森類臣(立命館大学)_日本
「COVID-19拡大とジャーナリズム」
王冰(北海道大学)_中国
「情報隠蔽から情報公開へ〜ソーシャルメディアの活躍及び官民世論の分裂」
藤野陽平(北海道大学)_台湾
「開いたものと閉じたもの〜忖度と連帯という視点から」
玄武岩(北海道大学)_韓国
「開放性・透明性・民主的参加による先制的対応が奏功」
伍嘉誠(北海道大学)_香港
「機能しない政府と市民社会の力」
●コメント
上水流久彦(県立広島大学)
斎藤拓也(北海道大学)
●コーディネーター
芳賀恵(北海道大学)
〈主催〉
北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院
附属東アジアメディア研究センター
https://ceams.imc.hokudai.ac.jp/
*添付のチラシもご覧ください。
イベント情報