開催日時:2020年6月26日(金) 16時00分~【終了/Youtube視聴可】ウェビナー「ポストコロナ時代の東アジア② コロナ時代にみる東アジアの信仰の姿」

開催日時:2020年6月26日(金) 16時00分~

場所:オンライン・ウェビナー(YouTube配信)

「ポストコロナ時代の東アジアとメディア」をテーマにしたウェビナーの第二弾は、新型コロナウイルスの感染拡大で浮き彫りになる宗教や民間信仰の諸相について議論します。
 日本では疫病除けに起源をもつ祭礼が中止・延期となる一方、「アマビエ」など疫病除けと関わる妖怪に注目が集まります。台湾では祟りを及ぼす「鬼」が人々を救う「神」になる事例が見られますが、日本植民地時代には人々を疫病から守るとされる「神」になった日本人が存在しました。韓国では宗教団体「新天地」発のクラスターが社会を揺るがせ、ソウル梨泰院のクラブから始まったクラスターは宗教界の性的マイノリティーに対する排除の構造を浮き彫りにしました。新型コロナ対策における市民社会の力を宗教団体の活動からみる香港の事例も報告されます。
 ウェビナーはオンライン会議システムで行い、youtubeで配信します。どなたでも以下のURLから視聴できます。ぜひご視聴ください。
*添付のチラシもご覧ください。

<報告者・報告地域・題目>
天田顕徳(北海道大学)
日本「祭礼の中止、妖怪の流行−「疫病除け」を手掛かりに」
三尾裕子(慶応義塾大学)
台湾「疫病を退治する「日本神」ー台湾の民間信仰の文脈に埋めこまれた疫病と植民地の庶民史」
李賢京(東海大学)
韓国「コロナテスト中の韓国社会と宗教を問う:「新天地」と「梨泰院クラブ」報道を手掛かりに」
伍嘉誠(北海道大学)
香港「香港における新型コロナ対策からみる市民社会の力-宗教団体による活動を事例に」
<コメント>
鈴木正崇(慶応義塾大学名誉教授)「コメント 民俗宗教の観点から」
井上順孝(國學院大学名誉教授) 「コメント 現代宗教の観点から」

コーディネーター
藤野陽平(北海道大学)

【日時】
2020年6月26日(金) 16~18時
【視聴URL】*以下で視聴できます
https://youtu.be/Qo57D5PjQTw

*問い合わせ
北海道大学メディア・コミュニケーション研究院附属
東アジアメディア研究センター 
芳賀(eastasian2@imc.hokudai.ac.jp)

添付ファイル