開催日時:2024年11月2日(土) 12時30分~国際連帯と文学・文化交流のための市民討論会「親密性と公共性に接近する〈日韓連帯〉文学・文化・運動」

開催日時:2024年11月2日(土) 12時30分~

場所:延世大学文科大学 百周年記念ホール(ウィダン館6階)

【開催趣旨】
本シンポジウムでは1970-80年代と90年代以降の〈日韓連帯〉の連続と断絶を、日韓両国のトランスナショナルな運動文化を構築してきた思想と行動のメカニズムを通して把握する事を目標とする。韓国と日本が現代社会を経る間に、市民社会が連帯を構築してきた原動力が何であったか、その超国境的政治社会的意義に接近するため、日本市民社会研究者たちが定義する〈日韓連帯〉論議に対して韓国ではどのように意味付けをおこなうことができるかについて討論する場を持つこととする。

司会:チョン・ハンナ(延世大学)
12:30~12:35 開会の辞 ユン・ヘジュン(延世大学)
12:35~12:40 祝辞 チュ・イルソン(延世大学)
12:40~13:00 基調発表 〈親密性〉から接近する〈日韓連帯〉 玄武岩(北海道大学)

セッション1:〈親密性〉から見る戦後補償運動(13:00~14:10) 司会 チョン・ハンナ(延世大学)
13:00~13:20 戦後補償運動から支援者と被害者の連帯-「関釜裁判を支援する会」支援者の経験に注目して  金明柱(同志社女子大学)
13:20~13:40 歴史を継承するための闘争と連帯-「名古屋三菱朝鮮女子勤労挺身隊提訴を支援する会」福島みのり(名古屋外国語大学)
13:40~13:55 討論 シン・ジヨン(延世大学)
13:55~14:05 質疑応答

〈セッション2:慰安婦運動と〈日韓連帯〉(14:10~15:40) 司会:チョン・ハンナ(延世大学)
14:10~14:30 〈慰安婦〉問題をめぐる二人の女性ジャーナリストの連帯-松井やよりと池田恵理子 李美淑(大妻女子大学)
14:30~15:10 〈平和の少女像〉を展示する実践-「日韓連帯」の親密性領域から公共領域を成立させる 倉橋耕平(創価大学) 
15:10~15:25 討論 ソ・ヒョンスク(日本軍慰安婦問題研究所)
15:25~15:35 質疑応答

休憩 15:35~16:00

セッション3:〈間〉から見た民衆連帯 司会:キム・ジヒ(延世大学)
16:00~16:20  日本人ジャーナリストたちにとっての韓国/朝鮮-古野喜政と長沼節夫  森類臣(摂南大学)
16:20~16:40 間をつくる-九〇年代の沖縄と韓国の民衆連帯過程とその可能性 呉世宗(琉球大学)
16:40~16:35 討論 クォン・ヒョクテ(聖公会大学)
16:55~17:05 質疑応答

セッション4:拡張する〈日韓連帯〉 (17:10~18:20)
司会:キム・ジヒ(延世大学)
17:10~17:30  大邱の近代建築物保全運動と日韓連帯の可能性 松井理恵(跡見学園女子大学)
17:30~17:50  対北学術文化交流と民間市民交流を通じた市民外交-日韓連帯の経験と在日コリアンの存在  金敬黙(早稲田大学)
17:50~18:05 討論 チョ・ギョンヒ(聖公会大学)
18:05~18:15 質疑応答
18:15~18:20 閉会の辞 キム・ヒョンジュ(延世大学)

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