2010年12月13日『中国ネット最前線-「情報統制」と「民主化」』(蒼蒼社)を出版

当センターのスタッフが中心となって執筆した『中国ネット最前線-「情報統制」と「民主化」』が出版されます。中国のインターネットとネット世論に関する様々な最新情報および研究が報告されています。尖閣問題と中国ネット世論などの政治領域に関する論考の他、中国ネット上の新意見階層に関する論考や、中国でのツイッタ-等の最新ネットメディアの利用動向にも触れています。また、日本企業が中国のネット世論にどのように対峙すべきかなど、中国ビジネス関係者にも必読の一冊となっています。




当センターからは、高井教授、渡邉教授、北見准教授が執筆しています。またデータ編は、大学院国際広報メディア・観光学院の学生である王梓安、刁恬甜、雷紫雯、馮子琛、廖玉、鄭健寧、楊智超と、渡邉教授、西准教授、北見准教授が協働で作成しました。

 編著者:北海道大学東アジアメディア研究センター

      渡邉浩平(北海道大学教授・東アジアメディア研究センター長)

 出版社:蒼蒼社

 発行日:2011年1月5日

 ISBN 978-4-88360-095-3

 A5判 268頁 定価1,995円(本体1900円+税)

《主要目次》

ネットメディアと伝統メディア 高井 潔司
尖閣沖漁船衝突事件をめぐる中国のネット世論と共産党   安江 伸夫
言論の自由をめぐる中共改革派老幹部の行動 及川 淳子
中国ツイッターと高まる政治的影響力 古畑 康雄
中国ネット社会の立役者の夢と現実 安    替
中国のインターネット統制とそのかいくぐり方 福島 香織
日本企業はネット世論にどう対処すればよいのか 宮田 将士
中国におけるインターネット利用の実態調査 北見幸一
ネットは対外宣伝の武器となりうるのか 渡辺 浩平
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