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研究成果

『コリアン・ネットワーク ― メディア・移動の歴史と空間』を出版

2013年7月14日

本センターのスタッフである玄武岩准教授が執筆した『コリアン・ネットワーク ― メディア・移動の歴史と空間』が出版されました。





コリアン・ネットワーク ― メディア・移動の歴史と空間

玄 武岩著



●本書の特徴

20世紀に東アジアで展開されたコリアンの越境・メディア・故郷の再生をネットワークとして捉え、朝鮮半島、日本、中国東北部、極東ロシア、サハリンという多様な地域における移動と定住、アイデンティティの諸相を考察。コリアン系のネットワークをあぶりだす。 ●版元から コリアンの越境・メディア・故郷の再生をネットワークとして捉え、多様な地域での移動と定住、アイデンティティの諸相を考察。



●目次

序 章 東アジアとコリアン・ディアスポラ ──共同体からネットワークへ──

第一部 メディアのコリアン・ネットワーク

第一章 東アジアのなかのコリアン・ネットワーク ──その歴史的生成──

第二章 越境するエスニック・メディア ──極東ロシアの沿海州を中心とするコリアンのメディア・ネットワーク──  

第三章 「尋ね人」番組のネットワーク ──サハリンと故郷をむすぶ離散家族捜し放送──   

第四章 浮遊するディアスポラ ──「延辺チョンガー」をめぐる中国朝鮮族のアイデンティティ・ポリティクス──

第二部 生活空間の創造と故郷の再生

第五章 越境する周辺 ──中国延辺朝鮮族自治州におけるエスニック空間の再編──

第六章 歴史なき民の復権 ──極東ロシア高麗人における「故郷」の再生──

第七章 帰還のネットワーク ──戦後在日朝鮮人の帰還と本国の救護活動──  

第八章 密航・大村収容所・済州島──大阪と済州島をむすぶ「密航」のネットワーク──

終 章 東アジアの新世紀とコリアン・ネットワーク ──リベラル・ナショナリズムからの問い──

資料・参考文献   

あとがき  

人名索引 

事項索引  



●著者紹介

玄 武岩(ヒョン・ムアン) 1969年生まれ,韓国済州島出身。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会情報学)。東京大学大学院情報学環助手を経て,2007年より北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院准教授。著書に『韓国のデジタル・デモクラシー』(集英社新書,2005年),『統一コリア――東アジアの新秩序を展望する』(光文社新書,2007年),『興亡の世界史18 大日本・満州帝国の遺産』(姜尚中との共著,講談社,2010年)など。



頁数: 472

ISBN: 978-4-8329-6775-5

Cコード: C3036

発行日:2013-03-16

定価: 6,825円 (本体価格6,500円+税)